PC-9821Xf Pentium60搭載機 ※1994/12発売

「ハイエンド・マシンの新たな基準を築く高機能98。」

PC-9821Xa/Xfカタログより

1993年に発売されたPC-9821Afは、Pentium60を搭載していましたが、これと同じCPUを搭載したのがPC-9821Xfで、やはりPentium60を搭載したPC-9821Cfに続いて発売されています。

一世代前のPentiumプロセッサを採用しているためか、PCIスロット搭載機であるものの価格はPentium90搭載機のXn(PCIスロットなし)よりも安く設定されています。アクセラレータには当時最速といわれたMatrox社製のMGA-IIが採用されています。

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PC-9821Xfスペック

  1. CPU
    Pentium 60MHz ※内蔵(256KB)
  2. ROM
    N88-BASIC(86)及びモニタ、システムセットアップメニュー他128KB
  3. 漢字ROM
    320KB
  4. メインRAM
    7.6MB、最大127.6MB。
    ※本体メモリ専用スロットのサブボードを外し、32MB×4枚実装することで可。サブボードは2枚単位で実装する。
  5. ビデオRAM
    512KB。
  6. テキストRAM
    12KB。
  7. テキスト表示(MS-DOS時のみ)
    80×25行/80×20行/40×25行/40×20行(切り換えて使用)。
    ※グラフィック画面とは独立したテキスト画面を継承。
    文字単位にアトリビュート設定可能(リバース、ブリンク、シークレット、8色表示)。
  8. グラフィックス表示(MS-DOS時のみ)
    640×400ドット2画面
    ※4096色中16色表示または1677万色中256色表示
  9. アクセラレータ
    8WC及び9WにはMatrox社製のMGA-IIをPCIスロットに実装済み。
    VRAM2MB(本体VRAMとは独立、最大4MB)
    ※U1はオプション
  10. アクセラレータ画面(MS-DOS時不可)
    640×480ドット (1677万色中256色/1,677万色)
    1024×768ドット (1677万色中256色/オプションで1,677万色全色可)
    1280×1024ドット(256色)
    ※U1はオプション
    ※本体グラフィックス/テキスト画面とアクセラレータ画面との合成は不可
  11. 漢字表示(MS-DOS時のみ)
    JIS第1水準/JIS第2水準漢字、拡張漢字等約7,600種。
  12. シリアルI/F
    RS232C
  13. プリンタI/F
    セントロニクス社仕様
  14. キーボード
    (スカルプチャータイプ) JIS標準配列準拠、テンキー、コントロールキー、15ファンクションキー、キャピタルロック可、HELP、COPY、BS、INS、DEL、XFER、NFERキー。
    セパレートタイプ(本体とカールケーブルにより接続)
  15. マウスI/F
    バスマウス仕様
  16. CRT接続
    アナログRGB
  17. サウンド
    PCM録音/再生機能(ステレオ)標準装備。
    マイクロホン入力(モノラル、ミニジャック、本体前面)。
    ライン入力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)。
    ヘッドホン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体前面)。
    ライン出力 (ステレオ、ミニジャック、本体背面)。
    スピーカ出力 (モノラル)。
  18. 拡張スロット
    16ビットのCバス3個。
    PCIスロット2個(XfC8W/XfC9Wはアクセラレータ実装済みのため空きは1個)
  19. ファイルベイ
    1個(但しXfC9Wはファイルベイに倍速/マルチセッション対応CD-ROMドライブを実装済み)
  20. 内蔵FDD
    3モード対応3.5インチFDDを1台内蔵(1台増設可)
  21. HDD
    IDE/E-IDE仕様のものを内蔵可。
    ※内蔵モデルはMS-DOS5.0A/Windows3.1インストール済み。
  22. CD-ROM
    内蔵可
    ※C9Wは内蔵済み
  23. パワーマネジメント
    内蔵FDD/内蔵HDDのモータON/OFF制御、省エネ対応ディスプレイの制御(専用ディスプレイを接続し、Windows3.1使用時制御可能)。
  24. サービスコンセント
    1個
  25. 電源
    AC100V±10%、50/60Hz
  26. 使用条件
    10~30℃,20~80%(但し結露しないこと)
  27. 外形寸法
    本体380(W)×240(D)×150(H)㎜(ゴム足含む)
    キーボード:439(W)×183(D)×31(H)㎜
  28. 本体重量
    ラインナップ参照
  29. 主な添付品
    キーボード、マウス、ガイドブック、システムインストールディスク、デモンストレーションプログラム、バックアップCD-ROM、PCIセットアップディスク、ソフトウェア関連マニュアル、マニュアルセット購入券、電源ケーブル、アース線、保証書
  30. 発売
    1994年11月
  31. 備考
    PCIスロット内実装のアクセラレーターはフルカラーウィンドウアクセラレータボードX(PC-9821X-B01)。増設VRAM(PC-9821X-B01-01)実装でVRAM4MBになる。

PC-9821Xfラインナップ

  1. PC-9821XfU1
    HDD:内蔵可(IDE/E-IDE)
    アクセラレータ:オプション
    CD-ROMドライブ:オプション
    本体重量:9.6kg
    価格370,000円
  2. PC-9821Xf8W
    HDD:270MB
    ※MS-DOS(Ver5.0A-H)、Microsoft(R)Windows(TM)3.1、プラグ&プレイサポートソフトウェアインストール済み
    CD-ROMドライブ:オプション
    アクセラレータ:Matrox社製のMGA-II。本体PCIスロットに実装済み
    本体重量:10.1kg
    内蔵価格448,000円
  3. PC-9821XfC9W
    HDD:540MB内蔵
    ※MS-DOS(Ver5.0A-H)、Microsoft(R)Windows(TM)3.1、プラグ&プレイサポートソフトウェアインストール済み
    アクセラレータ:Matrox社製のMGA-II。本体PCIスロットに実装済み
    倍速/マルチセッション対応CD-ROMドライブを実装済み
    本体重量:11.2kg
    価格498,000円

当時はまだベーシックモデルといえるHDDなしのモデルがまだラインされており、実質Windows3.1までしか個人では使うことがないPC-9821であったものの、自分で何もかも設定したい人にはちょうどよかったのかもしれません。発売当時、完全32ビットOSであるWindowsNT3.5がマイクロソフトにより、雑誌キャンペーンが行われており、DOS/V機だけではなく、勿論PC-9821用もあったので、PC-9821で稼働させた人も多かったと思います。

Pentiumマシン、とはいえ、1世代前のPentiumであり、クロック周波数は最大でも66MHz。2代目Pentiumの時代になりつつあるとはいえ、1世代前Pentiumの在庫がまだ余っていたのだろ
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