猪苗代新幹線の原型鉄塔時代のうち、埼玉県内では原型鉄塔を嵩上げ改造した区間が幸手市や宮代町、五霞町に連なっていました。ここで取り上げるのは幸手市郊外の区間です。
すでに建て替え工事が行われて嵩上げ改造鉄塔はなくなっていますが、20年以上も使用されていた嵩上げ改造区間、ということになります。
幸手市郊外の猪苗代新幹線嵩上げ改造区間
723~738号までの区間(724号は除く)に該当します。714~722号の区間も嵩上げ改造鉄塔が存在しましたが、撮影していないので紹介できません。申し訳ありません。
猪苗代新幹線723号

この後ろ側は中川が流れている。権現堂桜の近くである。幅の狭いV字碍子が使われていた。。
猪苗代新幹線725号

都市計画道路沿いにある。周辺は水田。
猪苗代新幹線726号

建て替えられずに除却。周辺は水田。
猪苗代新幹線727号

周辺は水田。
猪苗代新幹線728号

建て替えられずに除却。周辺は水田や雑木林。
猪苗代新幹線729号

周辺は水田。右に見えるのは、日本保健医療大学幸手キャンパス。
猪苗代新幹線730号

建て替えられずに除却。近くには、幸手都市ガスのタンクがある。左にあるのは樋口モータース。
猪苗代新幹線731号

周辺は水田。右に見えるのは、さくら小学校の体育館。
猪苗代新幹線732号

周辺は水田や雑木林。
猪苗代新幹線733号

圏央道建設に伴い、早期に建て替えられた。奥に見えるのは幸手高校の体育館。
猪苗代新幹線734号

幸手高校のキャンバスを通過する。
猪苗代新幹線735号

建て替えられずに除却。幸手高校は廃校となったが、現在は日本保健医療大学幸手南キャンバスとしてそのまま校舎も使用されている。
猪苗代新幹線736号

周囲は水田だが、近くにはもっかいトラスト 幸手営業所がある。
猪苗代新幹線737号

周囲は水田。建て替えられずに除却。
猪苗代新幹線738号

周囲は水田だが、手前を交通量の多い県道318号が通っている。
猪苗代新幹線739号

奧の河北3.4L線14号に共架される。建て替えられずに除却。
幸手市郊外を行く猪苗代新幹線原型嵩上げ鉄塔

嵩上げ改造した鉄塔が郊外の水田地帯を行く姿はまさに壮観だった。画像左にある幸手高校の校舎は、幸手高校廃校も日本保健医療大学幸手南キャンバスの校舎として使用中です。
2015年度の建て替えでは建て替えられずに除却された鉄塔が15基中6基ありますが、鉄塔の間隔を開けたいためか、河川横断鉄塔か、と思う位高くしている区間が目立つ、ということです。この区間の建て替えをもって、埼玉県内の原型鉄塔はすべて無くなりました。
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