武里線は岩白線から分岐して武里変電所までを結ぶ短絡路線ですが、2001年11月に移設後の情景について取り上げます。0号鉄塔から始まっているのは、当初は岩白線と鷲宮線から分岐して1号鉄塔に接続していましたが、すぐに0号鉄塔を割り入れて岩白線からのみの分岐に改められたためです。
武里線5基について
後から割り入れた0号を含め、耐張碍子吊りは原型時代から1連碍子吊りです。
武里線0号

武里線0号は岩白線1回線部分を接続して1号へと繋いでいる。鷲宮線からの分岐をやめるため後から割り入れたのが0号。

武里線0号を後ろ側から見たところ。春日部線共架の岩白線の腕金を改造して電線を分岐させ、0号へと接続する構造になっている。後発の苦労がある、というところだろうか。
武里線1号

移設工事後は画像右側にあるジャンパー支持用の懸垂碍子を左側に移動させた。市道は春日部市だが、岩白線0号及び1号、春日部線は岩槻区に立っている。
武里線2号

フェンスで囲まれた鉄塔。手前にはアピタ岩槻店(現在はスーパーバリュー)に抜けられる道路があり、抜け道として利用が多い。
武里線3号

通りの多い市道が後ろにある。右に見えるのは武里中学の体育館。
武里変電所

武達編D燃素へ接続する武里線4号。この変電所からは、春日部市や岩槻区へ供給する配電線が多数出て行く。この変電所も無人で遠隔操作している。
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