東武200系りょうもう

「りょうもう」は、永年1800系で運転され大好評を得ており、将来的に特急への昇格を含めたグレードアップを図る目的で投入されたのが1990年11月に登場した200系です。

100系スペーシアへの置き換えで運用離脱した1700系と1720系は30年ほど経過しており、陳腐化を免れる事は難しく、これの台車とモーターを流用し、車体新製名義で落成しています。

250系は、足回りも含めて新製された全くの新車として1998年2月に落成しており、VVVFインバータ制御車となっており、ボルスターレス台車を採用しています。

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1720系から200系への機器流用

台車とモーターは1700系と1720系から流用し、他は車体、制御装置などすべて新製で行われました。制御方式は東武初の界磁添加励磁方式を採用しています。一部の編成は座席も流用されています。編成はオール電動車方式の6両編成となっています。

  • 1741F→201F:東急車輌製造(1990/11)
  • 1731F→202F:アルナ工機(1990/11)
  • 1751F→203F(座席も流用):アルナ工機(1991/1)
  • 1711F→204F(座席も流用):東急車輌製造(1991/10)
  • 1701F→205F(座席も流用):アルナ工機(1992/7)
  • 1761F→206F(座席も流用、後に新品に交換):アルナ工機(1994/4)
  • 1781F→207F:東急車輌製造(1997/2)
  • 1721F→208F:アルナ工機(1998/1)
  • 1771F→209F:アルナ工機(1998/1)

※2014年に206Fの座席は新品に交換されており、順次他の編成にも及ぶと思われました。

250系は1998年2月に登場しましたが、当初は200系への置き換えで運用離脱した1800系の機器を流用することが考えられていました。しかし、将来的なスピードアップも含めて換算した結果、足回りも含めて新製することとなり、当時の最新型通勤車30000系と同じVVVFインバータ制御・ボルスターレス台車を採用した3M3Tの6両編成で落成しています。製造メーカーはアルナ工機。

200系が出揃った1998年1月に1800系は全車運用離脱し、「りょうもう」は全車200系での運転となり、同時に特急に昇格しました。250系は増備車で登場しています。

※201Fは2019年から長期間休車となっていましたが、2020/10月以来、シートのヘッドカバーや自販機の撤去が目撃されており、おそらくこのまま廃車となるとみられています。

車体は1990年製造でも、台車とモーターは1724Fからの流用で、換装(1967~1969年。1720F~1975Fが対象)したとはいえ、50年以上も経っており、老朽化による故障が頻発していたようでした。

休車後は部品取り車として残留しており、おそらく自走はできないので、他の車両に牽引されて北館林解体所まで廃車回送となると思われます。

※2020/12/1付けで正式廃車となり、北館林解体所へ廃車回送されました。

2020/11/29追記

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