東武野田線と8000系

東武8109F

春日部駅始発大宮行き8109Fの6両編成。野田線が東岩槻~春日部間複線化完成当初日中も春日部始発が1時間3本設定があった(2005/5/14撮影)。

今では新車60000系の直接投入や10030系の転属により主力の座を明け渡したとはいえ、東武野田線では8000系オンリーで運転されていた時代が長かったです。

野田線で3000系が主力だった時代も、8000系が少数配置されていましたが(1978年~)、その後7800系車体更新車5050系と入れ替わる形で本線へと戻されました(1982年)。その後、3000系は非冷房で18M車であるため1987年から置き換えが始まり、本線や東上線から新車10000系の投入で5000系統が野田線へ玉突き転属するようになりました。5000系統は吊りかけモーター車とはいえ、8000系と同じ車体、全車冷房付きなので乗客からの評判はそう悪くはなかったようです。

野田線に5000系統が全車集結後は8000系の転属で2080系と残る3000系を置き換えています(1991年~1992年)。

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8000系天国だった野田線

東武8000系(八木崎付近):2001/9/161994年から1996年にかけ、東武動物公園以北のローカル線に残る3050系/3070系を置き換えるべく、本線や東上線には10030系を新製投入、8000系を野田線に転属させ、5000系と5050系をそれらの区間に玉突き転属させました(5101F/5551Fは野田線に残留)。5070系は6両固定編成のためローカル転属ができず、野田線に残留しました。その結果、野田線では8000系が主力となります。

1999年に本線には30000系が投入され、野田線には8000系が転属。その結果、5101F/5551Fと5070系のうち、5071F/5072F/5073Fが休車となります(5070系3本は2001年に廃車)。

2002年から2003年にかけ、本線に30000系を投入して8000系が野田線に転属する「玉突き転配」が行われ、5070系6本が廃車。2004年には野田線の岩槻~春日部間の複線化完成により、予備車的に残っていた5070系3本が廃車され、以降野田線では8000系のみでの運行となりました。野田線が全車8000系になったことで、4本減らしても増発に対応できるまでに車両の回転効率が向上したため、逆に8000系2+4=6両編成1本が本線に戻されました。

こうして長年野田線では8000系のみで運転されてきましたが、2007年に営業運転中に車両故障が発生し、他の車両の救援で何とか車両基地へ回送されましたが、修理不能と判断され、事故廃車とされました。野田線用8000系は老朽化の激しい車両が多く、本線や東上線の状態の良い8000系で置き換える8000系同士の交換が行われました。

2011年からは新車60000系の直接投入や10030系の転属による置き換えが進み、2017年には60000系に主力の座を明け渡しました(60000系18本/10030系6本/8000系17本)。現在のところ、日比谷線乗り入れ用70000系の製造が行われており、置き換えは一旦中断されています。

アーバンパークライン等という愛称がつけられていますが、やはり野田線の方がしっくりきます。
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